サイレントマジョリティ

それでも人出が多いと報道されている。
若者が集まる場所に行ってインタビューすれば、十中八九若者が「自分は関係ない」、「気晴らしに出てきた」と答え、年配者が集まるところを取材すれば、「自分はどうなってももういい」、「家にじっとしてると息が詰まる」と返ってくる。
果たして、彼らがマジョリティーか。
そこにいない人々の声は、聞こえない。
そこにいない人々の姿は、写らない。
「している」ことは写せても、「していない」ことは写せない。可視化できないのだ。
しかし、「外出しない」ことはなにもしないことではない。
新型コロナウイルスと戦う、サイレントマジョリティーの武器なのだから。