やうやう白くなる…空。
久しぶりに外に出た。
民家の門。遅咲きの小手毬とかいう桜の花びらがふりしきる。
ハナミズキが、パンジーが笑っている。
会話ができなくても、道ゆく人を和ませたい。住人の心遣いが感じられる。
三角公園を清掃してくださるイケメンお兄様2人組。良かった、今日も元気で。
「おはようございます。いつもありがとうございますます。」
「おはよう。久しぶりだね。」
「はい。お気をつけて。」
なんでもない言葉のやりとりが、ここまで心を温めるとは。この感受性を忘れまい。
一時間半の小旅行。小一時間も有れば回れる散歩道だったはずなのに、脚力落ちてしまったようだ。
見上げれば青空。
こんなに青かったのだ。窓ガラス越しでは味わえない。